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せみ釣り [昆虫など]

とある日の 夕方の6時ごろ・・・ 

せみの幼虫(蝉丸入道)を釣りに行ってきました。

その日に脱皮するせみの幼虫は、木の根元に、小さなありの巣の穴くらいの穴を開けます。

まず、それが入道の穴かどうか確かめるため・・・

   7.20 001.jpg小枝をさします。

この小枝が、ぴくぴくっと動いたら、入道がいる証拠。 

穴の中には、蜂がいたり(ドバチって言うのかな?)、まれにムカデがいたりする

と、きいたことがあるので、不用意に、指など差し入れないようにします。

               あ、  動いた!

   7.20 003.jpgいました、いました。

  そおぅっと引っ張りあげます。

         7.20 004.jpg

  まだ明るいよ~、早いよ~、いやだよぉ~、と後ずさりしながらも、出てきてくれました。

   7.20 006.jpgよっこらしょ、

        「しょーがねーなぁー」  って感じかしら・・・。

     7.20 021.jpgつぶらな瞳

       7.20 020.jpgレンズが気になる?

 お店に連れて帰って、ご近所に見せて回りました。

   7.20 027.jpg

 背中に筋が一本、通っているのがわかるかしら? 

 それが割れて、その中から真っ白なせみが出てきます。

 出るのは、たいてい、夜の8時から12時くらいの間。

 孵ったばかりのせみはすぐには飛べないので(羽根が伸びるのに時間がかかる)

 天敵のありや、鳥が、活動しない時間に脱皮すると聞いたことがあります。

 ご近所の、かわいい洋服屋さん(せみの幼虫・似つかわしくないけど・・・)の女性店員さんが

 喜んで引き取ってくれたので、今夜は、そのお店の壁で脱皮させることにしました。

     7.20 028.jpg

 でこぼこしていて、6本の足が、ちゃんと引っかかり、踏ん張れる所を好みます。

             そして、翌日・・・・・・・・・・・

    semi 001.jpg無事、脱皮したようです。

      「真っ白いせみが出てきたときには感動しました・・・。」 と、先ほどの店員さん。

 

            今日は、かねてよりお伝えしたかった、蝉丸入道のお話でした。

                               梅 熊吉

 


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