きのうの雲と・・・ [日々のこと]
ラベンダーが、花を咲かせるために、細い茎をいっせいに立ち上げてきました。
暑くなったと思ったら、夏がすぐそこまでやってきてるんだ(笑)
それは、空の雲からもわかります
きのうの雲
中空の太陽近くに、もくもくと雲がわいてきて・・・
あっという間に大きくなりました。
この雲を見ていて、 「こんな雲の形のような藍染めが出来ないかなぁ・・・?」 と・・・
さっそくやってみたww
似てるかなぁ?
今までは、刷毛だけを使って染めていたので・・・
このようなぼかし模様しか出来なかったんだけど・・・ちょっと幅が広がったかな♪
僕の藍染めは、染めない所を作ることによって模様を描く藍染めです。
白い所は、和紙そのものの個性。
なので、和紙によって出来が全然ちがってきます。
写真にあるのは、長野県の内山手すき和紙の、国産楮紙あつくちです。
女性が漉いている紙です。 土佐和紙も使います。
藍染めに使った藍が、残ったら・・・簡単なベタ染めの藍色の紙を作ります
これは、先ず、裏から柿渋を塗って、紙を強くして、一日乾かし・・・
柿渋を塗った状態
それから、反対側に藍の染料をのせていきます。
柿渋のおかげで、藍染めのときの、水洗いが簡単に出来ます。
興味がある人は是非やってみてください。
普通に、こんにゃく糊で、和紙を強化するよりも簡単。でも、濃い藍染めは出来ません。
こちらが出来上がった紙。 リバーシブルで使えます。
簡単な日よけ、間仕切り、ディスプレイ・・・などなど。。。
雨が当る所でもたぶん大丈夫だと思いますよ~。
ではでは~ チャオ♪
梅 熊吉
追伸、雲の模様の染紙は、書家の藤本さんの作品のバックに使って簡単なタペストリーに仕立てる予定です。 その様子は、また、(たぶん)サブブログの染和紙日記で、公開する予定です。
染和紙日記 ⇒ http://tsuyoume-somewashi.blog.so-net.ne.jp/
今、染和紙日記では、屏風の下張りの最終章、「四方糊による 浮け紙貼り」 の様子を公開してます。 和紙で壁を貼りたい方なども必見。 ご興味がある方はどうぞご高覧くださいませ・・・。