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ほのぼの気分 [本の話]

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陽気のいい日にはこんな感じの気分です。

最近読んだ本の中から、ほのぼの気分になった本をいくつかご紹介します。

とりあえずは、川上弘美の「ほかに踊りを知らない」

これはエッセイです。とにかく読みやすい。面白い。いうことありません。

初めての方にもおすすめです。東京日記2ということで、「卵一個分の幸せ」の続編です。

川上弘美さんのエッセイは、彼女が芥川賞を取り立ての頃のものも読みました。

文体やリズムが全然最近の作風と違っていました。どんどん洗練されていく感じです。

もう一冊は、小川洋子さんの最新刊「猫を抱いて象と泳ぐ」です。

彼女の本に登場する主人公は、ひっそりした人が多いです。

この本の主人公も独特で、話を読み進めていくうちにどんどん感情移入してしまいました。

小川洋子さんは地元岡山出身で、僕は高校の時の先輩、パートナーにいたっては、小学校も一緒。

彼女の作品の中に時々川の描写が出てくることがあるんですが、どうしても旭川を思い浮かべてしまいます。

文章も短くすっきりしていて読みやすいと思います。

あえて内容には今回は触れませんが、僕は読むと心の琴線に触れたような感じがしました。

いい話です。

機会があれば是非、読んでみてください。

                                            梅 熊吉

 


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