渋谷 藤原新也 [本の話]
ここ、2~3日、鬱(というか無気力)が続いていた。
時々ある。
無気力になると過去にした失敗と、将来の不安が心を支配する。
古い友人(今、メル友)が、鬱になったときは「がんばらない」ことが大事だとアドバイスしてくれた。
適切なアドバイスだと思う。
そんな気分の中、藤原新也の著書 「渋谷」 を読んだ。
あとがきで、「人はいまの自分を肯定されて、明日に生きる動物だ」とあった。
自分で今の自分を肯定すればいいし・・・と、立ち直るきっかけになった。
この本の本文中にはかなり衝撃的なことが書いてある。
3人の女性へのインタビューを基本に書かれている。
若い女性の問題だけでなく、僕らアラフォー男性を含め、今、このせわしい世の中に生きている人々が
かかえている問題を浮き彫りにするような内容になっている。
200ページあまりのそう厚くない本なので、目にしたらご一読下さい。
梅 熊吉
2009-03-13 11:44
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