1Q84読みました・・・ [本の話]
ちょっと前、話題になりましたね~
1Q84
遅まきながら、一巻(4~6月)を読了しました。
まず、主人公他、登場人物の名前の付け方が、独特で、村上さんらしいと思いました。
それに、キャラクターがはっきりしていて、物語にすんなり入り込めます。
W主人公で、二つの話が、同時進行していくという作り。
春樹ファンも、初めて村上春樹を読む・・・という人にも、受け入れられる小説だなぁ・・という印象。
今、2巻目に入ってるんですが、とんでもないことが次々起こり、はらはらドキドキです。
現代人が持つ、心の闇の部分、共通した悩み、そして、希望するもの・・・
共感できる部分がとても多い小説です。 とにかく面白いww
結構過激な、性の描写のシーンも登場するので、どのくらいの年齢層から読めるのだろう・・・
そこが、唯一気になったところです。
ただ、そういうシーンも、いやらしい感じはないので、ご心配なく。
地下鉄サリン事件の被害者の方々に、インタビューした経験が、
この小説の 少なくとも、ひとつの大きな流れを作っているようにも思います。
二つの話が、上手い具合にリンクしていく手腕は、「さすが!」としか言いようがないかな。
機会があったら、読んでみていただきたい小説だと思います。
みなさま、いい週末を、おすごしください。
ではでは~ チャオ♪ 梅 熊吉
2010-07-03 10:17
nice!(5)